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2009.09.29 Tuesday | - | - | -

宮部みゆき『幻色江戸ごよみ』

幻色江戸ごよみ
幻色江戸ごよみ宮部 みゆき

新潮社 1998-08
売り上げランキング : 96936

おすすめ平均 star
star江戸の人たちのやるせない話
star恐ろしく美しい
star人の生き方のいろいろを見せてくれます。

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盆市で大工が拾った迷子の男の子。迷子札を頼りに家を訪ねると、父親は火事ですでに亡く、そこにいた子は母と共に行方知れずだが、迷子の子とは違うという…(「まひごのしるべ」)。不器量で大女のお信が、評判の美男子に見そめられた。その理由とは、あら恐ろしや…(「器量のぞみ」)。下町の人情と怪異を四季折々にたどる12編。切なく、心暖まる、ミヤベ・ワールドの新境地。

 下町の人情と怪異を扱った短篇集。12作でちょうど1年という構成です。
 「神無月」「庄助の夜着」のように最後をぼかされてしまうと、真相は果たしてどうだったのか、とても気になります。これも宮部さんのテクニックなのでしょうか。また、火事が多いのは、題材として使いやすいのでしょうか。
 個人的には「器量のぞみ」が好き。ヒロインお信の決断に拍手。

収録作:「鬼子母火」「紅の玉」「春花秋橙」「器量のぞみ」「庄助の夜着」「まひごのしるべ」「だるま猫」「小袖の手」「首吊り御本尊」「神無月」「侘助の花」「紙吹雪」
1998年9月6日読了
1998.09.06 Sunday 00:00 | ま行(宮部みゆき) | comments(0) | trackbacks(0)

宮部みゆき『初ものがたり』

初ものがたり
初ものがたり宮部みゆき
PHP研究所 1995-07
売り上げランキング : 176999

おすすめ平均 star
starやっぱり茂七親分が一番!
starうまそうな捕物帖
star満足点の江戸情緒
starsぜひとも続きが読みたくなる一冊
stars軽く読める捕物帳

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 本所深川をあずかる回向院の旦那こと、岡っ引きの茂七が、下っ引きの糸吉、権三とともに摩訶不思議な事件の数々に立ち向かう。歓び、哀しみ、苦悩、そして恋…。江戸下町に生きる人々が織りなす人間模様を描く連作時代小説。

 『本所深川ふしぎ草紙』では脇役だった回向院の茂七をメインに据えた短編集。茂七がそれぞれの事件を解決していきますが、いささかその手口があざやか過ぎる気がしてなりません。

収録作:「お伊勢殺し」「白魚の目」「鰹千両」「太郎柿次郎柿」「凍る月」「遺恨の桜」
1998年3月16日読了
1998.03.16 Monday 00:00 | ま行(宮部みゆき) | comments(0) | trackbacks(0)

宮部みゆき『本所深川ふしぎ草紙』

本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)
本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)宮部みゆき
新潮社 1995-08
売り上げランキング : 30056

おすすめ平均 star
star味わい深い文書
star実は相当緻密に構成されている
star作者の本領発揮の短編集
stars7不思議
starsあっという間に読みました

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 近江屋藤兵衛が殺された。下手人は藤兵衛と折り合いの悪かった娘のお美津だという噂が流れたが…。幼い頃お美津に受けた恩義を忘れず、ほのかな思いを抱き続けた職人がことの真相を探る「片葉の芦」。お嬢さんの恋愛成就の願掛けに丑三つ参りを命ぜられた奉公人の娘おりんの出会った怪異の顛末「送り提灯」など深川七不思議を題材に下町人情の世界を描く7編。宮部ワールド時代小説篇。

 時代物ミステリーというよりも限りなく時代小説。それぞれの物語の主人公よりも、本来脇役であるはずの回向院の茂七が全作品を通して主人公に近い扱いをされていて、人情ものとしていい味を出すのに一役買っています。ベストは「馬鹿囃子」でしょうか。

収録作:「片葉の芦」「送り提灯」「置いてけ堀」「落葉なしの椎」「馬鹿囃子」「足洗い屋敷」「消えずの行灯」
1998年3月9日読了
1998.03.09 Monday 00:00 | ま行(宮部みゆき) | comments(0) | trackbacks(0)

宮部みゆき『火車』

火車 (新潮文庫)
火車 (新潮文庫)宮部みゆき
新潮社 1998-01
売り上げランキング : 2603

おすすめ平均 star
star普通
star経済小説かも。
starみごとな筆
stars初めて宮部作品のすごさがわかった
stars期待外れ

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 休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。

 宮部さんの代表作。最後まで読ませる勢いのある素晴らしい作品でした。けれども、今までの作品と比べてどこか宮部さんらしくない気がしました。逆に考えれば、このような作品でも器用にこなす素晴らしい才能を持っているということかも知れません。
1998年2月6日読了
1998.02.06 Friday 00:00 | ま行(宮部みゆき) | comments(0) | trackbacks(0)

宮部みゆき『かまいたち』

かまいたち (新潮文庫)
かまいたち (新潮文庫)宮部みゆき
新潮社 1996-09
売り上げランキング : 11189

おすすめ平均 star
star読み甲斐のある短編ぞろい
starお勧めです!
star不思議な後味。
stars宮部みゆきの歴史ものを初めて読む人に最適な本
stars時代物。

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 歴史文学賞入賞の表題作をはじめ時代ミステリーの秀作4篇を収録。ミステリー界のホープが放つ待望の時代小説集第二弾。

 宮部さんの時代ミステリの中でも初期の短編集。よって、お初シリーズの「迷い鳩」「騒ぐ刀」の2編も、後の長編『震える岩』とは細かな設定が異なるようです。やはり、シリーズとして知っているせいか、この2作の方が他の「かまいたち」「師走の客」よりもおもしろかったです。お初のシリーズは、超能力を扱っていてSFの色彩も強いのですが、それでも違和感を感じさせないのが宮部さんの巧さでしょう。

収録作:「かまいたち」「師走の客」「迷い鳩」「騒ぐ刀」
1998年2月3日読了
1998.02.03 Tuesday 00:00 | ま行(宮部みゆき) | comments(0) | trackbacks(0)