こんな夜だから書庫に行こう

はてなから感想の保管作業終了!!
現在、10年ほど前の一言感想をアップしています。
<< July 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

Profile

Selected entries

Category

Archives

Links

BlogPeople

STARLIGHT mini

あわせて読みたい

あわせて読みたい

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

Comment

Trackback

Other


  • Admin
  • RSS1.0 | Atom0.3
  • Template by Dsh+
  • Powered by JUGEM
<< 北村薫『空飛ぶ馬』 | top | 有川浩『図書館戦争』 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2009.09.29 Tuesday | - | - | -

有川浩『阪急電車』

評価:
有川 浩
幻冬舎
¥ 1,470
(2008-01)
Amazonおすすめ度:
爽やかな恋愛小説でした。
嗚呼
アイディアはいい
 宝塚駅から阪急電車で隣に乗り合わせていたのは、かつて中央図書館で征志が手に取らんとしている本を直前で奪っていった女性だった。それ以来、本の趣味が似ていることから気になるのである。もちろん、彼女は気付いていないだろうが・・・

 阪急今津線の宝塚〜西宮北口間往復を舞台にし、16駅それぞれの短編を繋げた連作短編集。登場人物にとって、電車の中や駅での出来事がいずれもちょっとした人生の岐路になっていたりします。なんということのない、ささやかなことかもしれませんが、人と人とのふれあいが中心です。
 実際どうなのか知りませんが、関西地方の一都市間路線である阪急今津線という舞台であれば、いかにもこういう出会いやふれあいがあってもおかしくないと思わせます。そんなイメージがあります。これが関東やそのほかの地方であれば、ちょっとした違和感を覚えるのではないでしょうか。
 また、折り返したあとの復路が、往路で登場した人たちの後日談として書き下ろされている構成もうれしい。往路を雑誌連載で読んだ人も、そうでない人も、きっと後日談が気になることでしょう。

 登場する女性たちの多くが、自分を強く持っていてかっこいいことこの上ない。男勝りというのとはちょっと違うかもしれませんが、凛としているのです。それでいてかわいらしさも持ち合わせて。
 通勤や通学でもない限り、電車やバスでの乗り合わせなんて一期一会のようなもの。でも、そこでの一言二言の会話が、何かをもたらしてくれるのかもしれません。
 思わずクスッとしたり、快哉を叫びたくなるようなシーンがそこかしこに見られ、本当に楽しく、そして爽快。甘いばかりではなく、爽やかなところがいいですね。
 なんだかここからまたいろいろな物語が始まりそうな予感も。というか期待でしょうか。神戸本線や宝塚本線に乗り換えてもいいから、サイドストーリーを読ませて欲しいです。

収録作:「宝塚駅」「宝塚南口駅」「逆瀬川駅」「小林駅」「仁川駅」「甲東園駅」「門戸厄神駅」「西宮北口駅」「西宮北口駅」「門戸厄神駅」「甲東園駅」「仁川駅」「小林駅」「逆瀬川駅」「宝塚南口駅」「宝塚駅」
2008年4月12日読了
2008.04.14 Monday 22:15 | あ行(有川浩) | comments(0) | trackbacks(5)

スポンサーサイト

2009.09.29 Tuesday 22:15 | - | - | -
コメント
コメントする











トラックバック
狭間の広場  at 2008.04.14 Mon 23:31
阪急電車/有川浩
阪急電車/有川 浩 ¥1,470Amazon.co.jp 【恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車……関西のローカル線を舞台に繰り広げられる、片道わずか15分の胸キュン物語。 大ベストセラー『図書館戦争』シリーズの著者による傑作の連作集。 】 これは、「クジラの彼」
怪鳥の【ちょ〜『鈍速』飛行日誌】  at 2008.05.01 Thu 06:05
「阪急電車<単行本>」を読む
『阪急電車』有川浩/著(幻冬舎刊)阪急電車本ブログ勝手に推奨作家、有川浩さんの新作です。この作品は「papyrus2007.4(Vol.11)」から「papyrus2008.2(Vol.16)」までに連載された作品に、書き下ろしが追加されて一冊にまとめられたものです。題名の通り「阪急電車
新・たこの感想文  at 2008.06.15 Sun 17:39
(書評)阪急電車
著者:有川浩 阪急電車(2008/01)有川 浩商品詳細を見る 宝塚駅〜西宮北口駅を結ぶ阪急今津線。片道僅か15分、駅数8駅。けれども、その列...
*モナミ*  at 2008.08.27 Wed 09:04
『阪急電車』 有川浩
電車の中で、たまたま乗り合わせる人たち。 名前も年も知らず、ただその電車に乗っている間だけの関係。 もちろんその人にも、電車に乗る前、そして電車から降りた後にも、 それぞれ人生があって。 彼らのそれぞれの人生が少しずつ重なって、物語になっていく。
デコ親父はいつも減量中  at 2009.02.17 Tue 00:29
阪急電車<有川浩>−(本:2009年24冊目)−
阪急電車クチコミを見る # 出版社: 幻冬舎 (2008/01) # ISBN-10: 4344014502 評価:85点 楽しかった。 関西ローカルな阪急電車。しかも今津線。なんとまあマイナーなところに目をつけてそれを小説なんぞにしたものだ。 前書きで著者は阪急電車のことを「鉄
この記事のトラックバックURL
http://skipturnreset.jugem.jp/trackback/803