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2009.09.29 Tuesday | - | - | -

佐々木譲『警官の血』

評価:
佐々木 譲
新潮社
¥ 1,680
(2007-09-26)
Amazonおすすめ度:
内容が濃い!!
すみません。上巻しかまだ読んでないです。
上巻が読み応え十分なだけに・・・
 終戦後、生活のために警官になった安城清二。希望通り駐在勤務になった安城は、職務の傍ら、非番の時には男娼殺しや国鉄職員殺しを調べていたが、駐在所の隣にある天王寺の五重塔が焼け落ちた夜、火災現場から姿を消し、謎の死を遂げた・・・

 終戦直後から現在にかけて、清二、民雄、和也と三代にわたる警官一族と昭和の風俗、事件、そして警察を描いた大河小説。
 第138回直木三十五賞候補作。2008年版このミステリーがすごい!第1位。
 清二の頃に起きた2つの未解決事件と清二の死の謎を軸に、3人が遭遇する事件や警官生活を組み合わせるような構成です。ただし、その組み合わせた部分の比率が大きく、軸の部分は若干ぼやけがち。また、怪しい人物を比較的早い段階で予想できてしまうので、謎解き的な部分は期待できません。

 しかし読み応えは抜群、圧倒的な作品でした。
 中でも圧巻だったのは民雄の活躍。特に北大での潜入活動は大きな効果をあげるのとともに、民雄の精神が徐々に病んでしまう過程が迫力満点に描かれています。本当に民雄の辛さ、苦しさが伝わってくるようでした。
 同じ血を引く三代の警官であっても、志しというか考え方、生き方が違うのは当然かもしれません。それが、時代の流れであるとか事件の時代性というようなものときれいにかみ合い、上下巻で700ページを超えるという長さをあまり感じさせません。
 また、警察組織における犯罪の捉え方、警察の正義について考えさせられる物語でもありました。ミステリ的な体裁をとっていても、佐々木さんが本当に書きたかったのはこの部分だったのでは。

 親子三代にわたる壮大な物語。時間と気持ちに余裕を持って一気に読むことをおすすめします。
2008年2月14日読了



警官の血 下巻警官の血 下巻
評価: star
佐々木 譲
新潮社
(2007-09-26)

Amazonおすすめ度: star
star継承し続けた遺伝子の尊さ
star直木賞とるかと思ったけど…
star最高でした!

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by G-Tools
2008.02.15 Friday 16:55 | さ行(佐々木譲) | comments(0) | trackbacks(0)

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2009.09.29 Tuesday 16:55 | - | - | -
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