こんな夜だから書庫に行こう

はてなから感想の保管作業終了!!
現在、10年ほど前の一言感想をアップしています。
<< July 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

Profile

Selected entries

Category

Archives

Links

BlogPeople

STARLIGHT mini

あわせて読みたい

あわせて読みたい

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

Comment

Trackback

Other


  • Admin
  • RSS1.0 | Atom0.3
  • Template by Dsh+
  • Powered by JUGEM
<< アンソロジー『気分は名探偵』 | top | 小路幸也『ホームタウン』 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2009.09.29 Tuesday | - | - | -

道尾秀介『向日葵の咲かない夏』

向日葵の咲かない夏
向日葵の咲かない夏道尾 秀介

新潮社 2005-11
売り上げランキング : 22533

おすすめ平均 star
star好奇心をかきたてるホラーミステリー
star煽り文句がうまかった
star向日葵

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 一学期の終業式の日、小学四年生のミチオはクラスで仲間はずれにされているS君の家へプリントを届けに行く。だが、そこで見たものは首を吊って死んでいたS君だった。ミチオは学校に戻り先生に報告するが、先生と警察がS君の家へ行くと、死体は消えていた・・・

 『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞した道尾秀介さんの受賞後第一作。『向日葵の咲かない夏』というタイトルからは、非常にリリカルなものを予想していたのですが、ちょっと予想していたのとは異なるものでした。いや、ちょっとじゃないな。はるかに異なる感じ。これもリリカルと表現できるかもしれないけれど、期待していたものではありません。
 あまり突っ込んであらすじを書くとなんでもネタバレになってしまいそうな作品。
 さすがにホラーサスペンス大賞特別賞を受賞されただけのことはあって、物語を読ませます。続きが気になって、ページを繰る手が止まらないとはこのこと。ミステリとして読んでも、次々と新たな事実や証言が出てきて、そのたびに突き崩されていく推理の楽しさが詰まっています。ただ、紆余曲折というよりもただひたすら片方へ旋回し続けていくような感覚ですが。

 ということで、道尾秀介という作家の実力を見せつけた作品です。がしかし・・・なんなんですか、この黒さは、この後味の悪さは、この不条理は。取り扱った事件の状況、登場人物の言動等々、物語の節々から感じられる嫌な予感は膨張を続けながらラストへとなだれ込み、そこで遂に大爆発してしまった模様。すごい。けれどキライ。生理的にちょっと受け付けないのです。
 きっとこの作品に諸手を上げて大絶賛、そんな人も多いでしょう。実力があることははっきりしていますが、僕が読みたい本ではなかったようです。
2006年7月6日読了
2006.07.06 Thursday 00:00 | ま行(道尾秀介) | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

2009.09.29 Tuesday 00:00 | - | - | -
コメント
コメントする











トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://skipturnreset.jugem.jp/trackback/395