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2009.09.29 Tuesday | - | - | -

ロバート・ゴダード『最期の喝采』

最期の喝采
最期の喝采ロバート ゴダード Robert Goddard 加地 美知子

講談社 2006-01
売り上げランキング : 179798

おすすめ平均 star
starゴダードらしい“語り口”の妙
star期待以上ではなく、期待以下でもなし
star可もなく不可もなし

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 舞台「気にくわない下宿人」で主演している落ち目の俳優トビーは、巡業でブライトンに訪れた。ブライトンは離婚を協議している妻ジェニーが再婚を予定しているロジャーと暮らしている町だった。
 まだジェニーを愛していたトビーは、「男につきまとわれ困っている」とジェニーに相談され、その男との接触を試みるが、それは巧妙なワナだった。

 過去と現在が錯綜するような作品を数多く手がけているゴダード。とくに過去を探るものが多かった気がするのですが、今回は舞台のほとんどを現在が占める作品となりました。
 ずいぶんとひさしぶりにゴダードの作品を読んだのですが、なんとなく以前の作品のような「重厚な物語」というよりも「重さ」だけが残ったような印象です。文庫本1冊なのに、かなり長く感じられました。やはりゴダードは歴史もののほうがあっているのかもしれません。
 振り回され続ける主人公のトビーですが、彼に魅力を感じられないのがかなり痛いところですね。何か1点でも惹かれるようなところがあればよかったのですが、そういうところは感じられませんでした。ということで当然感情移入もしにくかったです。

 カタカナが苦手な僕にとって、デニスとデリクのように似たような名前の人物(というか固有名詞)が出てくる作品は、いつもイマイチスムーズに読むことができず、いつも苦労してしまいます。ごく個人的なことですが。
 現代ものが悪いわけではありませんが、次回作は『千尋の闇』や『リオノーラの肖像』のような重厚な歴史ものを期待したいと思います。

2006年2月19日読了
2006.02.25 Saturday 00:00 | 海外作品(ゴダード) | comments(0) | trackbacks(0)

ロバート・ゴダード『日輪の果て』

日輪の果て〈上〉日輪の果て〈下〉
日輪の果て〈上〉ロバート ゴダード Robert Goddard 成川 裕子

文藝春秋 1999-04
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おすすめ平均 star
starやや退屈な上巻

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日輪の果て〈下〉ロバート ゴダード Robert Goddard 成川 裕子

文藝春秋 1999-04
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『蒼穹のかなたへ』のあのダメ男ハリーが帰ってきた!相変らわずその日暮らしのハリーのもとに、ある日一本の電話が。「あなたの息子さんは今、病院にいる」。ふってわいた息子の話にハリーは愕然、さっそく持ち前の粘り強さで調査に乗り出すうち、抜き差しならない事情が判明してくる。ふたたびダメ男の返上なるのか、ハリー。

 ゴダード作品としては珍しい現代物。そのせいか、いつもの重厚なストーリーが随分シンプルに感じられます。主人公も珍しく2度目の起用のハリー。シンプルだからといっておもしろくないわけではなく、むしろ複雑すぎないのでわかりやすくいおもしろいというのが、ゴダードの実力でしょうね。
1999年5月13日読了
1999.05.13 Thursday 00:00 | 海外作品(ゴダード) | comments(0) | trackbacks(0)

ロバート・ゴダード『惜別の賦』

惜別の賦
惜別の賦ロバート ゴダード Robert Goddard 越前 敏弥

東京創元社 1999-01
売り上げランキング : 252447

おすすめ平均 star
starゴダード作品のキーワードは「後悔」
star過去の真相

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姪の結婚披露宴に、少年時代の親友が闖入してきた。落魄した友は、三十四年前の秋、殺人罪で絞首刑になった父親の無実を訴え、翌朝首を吊って自殺をする。罪悪感に突き動かされたわたしは、疎遠にしていた人々を訪ねる過去への旅に出たが…。錯綜する物語は、失われたものへの愛惜と激しい悔恨を湛え、万華鏡さながらに変転してゆく。余韻深い結末が待ち受ける、円熟の逸品。

 ゴダードの邦訳最新作。いつもどおり、唸らせてくれる物語です。複雑なストーリー展開とスケールの大きな謎、それがきれいに着地するだけでも十分満足させられます。物語の性質上、登場人物はどうしても多く、しかもその人間関係は複雑になるけれども、それをそうと感じさせない読み易さ、テクニックがあります。以前のものにも多いのですが、ゴダードの作品は時代を遡ることによって物語をより重厚なものとし、同時にスピード感を与えているのではないでしょうか。
1999年1月28日読了
1999.01.28 Thursday 00:00 | 海外作品(ゴダード) | comments(0) | trackbacks(0)

ロバート・ゴダード『闇に浮かぶ絵』

闇に浮かぶ絵〈上〉 (文春文庫)
闇に浮かぶ絵〈上〉 (文春文庫)ロバート ゴダード Robert Goddard / 加地美知子
文藝春秋 1998-02
売り上げランキング : 167049

おすすめ平均 star
star「なんでこんなにおもろいねんっ?」(関東人なのに思わず関西弁)
starこれぞゴダード
star家族の歴史、その闇の絵の原作者は?

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闇に浮かぶ絵〈下〉 (文春文庫)
闇に浮かぶ絵〈下〉 (文春文庫)ロバート ゴダード Robert Goddard / 加地美知子
文藝春秋 1998-02
売り上げランキング : 165826

おすすめ平均 star
star上巻に比べると

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 絶好調ゴダードが放つネオ・ゴシックの傑作。入水自殺したはずの婚約者の出現に心乱れる人妻、憎悪に燃える夫。男が持つ"闇"とは

 ゴダードの特色である重厚なストーリー。AがBではないことは意図的にわかりやすく書かれていますが、ならばAは何なのでしょう。数多くの登場人物がそれぞれに意思を持っているかのように自由自在に動き、読者を惑わせます。
1998年3月4日読了
1998.03.04 Wednesday 00:00 | 海外作品(ゴダード) | comments(0) | trackbacks(0)