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2009.09.29 Tuesday | - | - | -

西澤保彦『幻惑密室』

幻惑密室―神麻嗣子の超能力事件簿
幻惑密室―神麻嗣子の超能力事件簿西澤 保彦

講談社 2003-06
売り上げランキング : 154757

おすすめ平均 star
star一作目
star長編を支える程のアイデアでは...
star一問の解答・解説としては長すぎませんか?

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 推理作家の保科匡緒と能解匡緒警部、そして「チョーモンイン」の神麻嗣子の3人が、超能力で作られた密室で起きたワンマン社長殺人事件の謎に挑むという話です。

 ミステリとしては密室ものだし、意外な犯人だし、人間関係も複雑と、楽しく読むことができました。でも、楽しかったけど、物語をどんどん次へ読み進めるということはできませんでした。それは、僕には超能力がどうしてもとっつきにくかったことが影響している気がします。非日常的な舞台設定は西澤さんの得意技であり、最大の売りです。僕も大好きです。しかし、ハイヒップはその特性があまりにも複雑で、読み進めにくくなってしまったようです。惜しいなあ。

 ちなみに、僕のベスト西澤作品は『七回死んだ男』です。
2004年8月4日読了
2004.08.04 Wednesday 00:00 | な行(西澤保彦) | comments(0) | trackbacks(0)

西澤保彦『完全無欠の名探偵』

完全無欠の名探偵
完全無欠の名探偵西澤 保彦

講談社 1998-05
売り上げランキング : 139095

おすすめ平均 star
starその気のない名探偵
star主人公?が謎です
star高知が好きになる・・・w(;'Д`)ハァハァ

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異能の名探偵が挑む謎の連鎖。
殺人の動機、不倫に隠された秘密。精緻な論理で明かされる意外な真相。
遠く離れて暮らす孫娘りんのため、大富豪がお目付け役に送り込んだ青年山吹みはる。「誰も嘘をつけないのよ、きみを前にすると」彼が短いあいづちを打つだけで、人々が勝手に記憶の糸を辿り、隠された意外な真相へと導かれる。精緻なロジックで事件が分析、推理されていく究極のアームチェア探偵新登場。

 話相手が勝手にベラベラと事件の真相を話し出すという、とんでもない特殊能力を持った山吹みはるの物語。その設定には賛否両論あるでしょうが、まあこういうのもありでしょう。問題はその設定を活かしきれずに、多くのことを詰め込みすぎている点でしょう。また、登場人物もあまり人間らしくありません。本格ミステリとしてトリックが命なのはもちろんですが、より人間らしい方が多くの場合小説として良いでしょう。よって、あまり高い評価はできませんでした。
1998年12月3日読了
1998.12.03 Thursday 00:00 | な行(西澤保彦) | comments(0) | trackbacks(0)

西澤保彦『七回死んだ男』

七回死んだ男
七回死んだ男西澤 保彦

講談社 1998-10
売り上げランキング : 48415

おすすめ平均 star
star硬質だけど文体は軽い
starSFと本格推理の見事な融合
starそれでも事件は起こる

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どうしても殺人が防げない!?不思議な時間の「反復落し穴」で、甦る度に、また殺されてしまう。渕上零治郎老人―。「落し穴」を唯一人認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末、少年探偵が思いついた解決策とは。

 SF新本格作家・西澤さんの第2作。西澤作品の中では現在最も世評が高いだけに、楽しく読むことができました。普通ならば祖父の死についての詳細がわかるところまでなのでしょうが、そこからさらに日付の謎解きや大喧嘩まで続き、最後まで楽しませてくれます。読者としては友理さんが久太郎を待つことができるのか、久太郎は再登場するのか、気になるところです。
1998年11月27日読了
1998.11.27 Friday 00:00 | な行(西澤保彦) | comments(0) | trackbacks(0)

西澤保彦『解体諸因』

解体諸因
解体諸因西澤 保彦

講談社 1997-12
売り上げランキング : 138637

おすすめ平均 star
starなぜ解体するか
star驚異のデビュー短編集
star読みやすくておもしろい!

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六つの箱に分けられた男。七つの首が順繰りにすげ替えられた連続殺人。エレベーターで16秒間に解体されたOL。34個に切り刻まれた主婦。トリックのかぎりを尽くした九つのバラバラ殺人事件にニューヒーロー・匠千暁が挑む傑作短編集。新本格推理に大きな衝撃を与えた西澤ミステリー、待望の文庫化第一弾。

 西澤さんのデビュー作。「SF新本格」と呼ばれるジャンルであること、読みにくそうな「戯曲」が含まれていることなどから読むのをためらってきたのですが、一度読み出せば全く抵抗はありませんでした。各短篇は一見すると登場人物も異なり、探偵役も異なります。しかし、それらはすべて最終因において有機的に結び付けられるのです。本格パズラーとして論理的に十分納得できるトリック、魅力的な登場人物・・・もっと高い評価を得てもおかしくない作品です。

収録作:「解体迅速」「解体信条」「解体昇降」「解体譲渡」「解体守護」「解体出途」「解体肖像」「解体照応 推理劇「スライド殺人事件」」「解体順路」
1998年11月26日読了
1998.11.26 Thursday 00:00 | な行(西澤保彦) | comments(0) | trackbacks(0)