こんな夜だから書庫に行こう

はてなから感想の保管作業終了!!
現在、10年ほど前の一言感想をアップしています。
<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

Profile

Selected entries

Category

Archives

Links

BlogPeople

STARLIGHT mini

あわせて読みたい

あわせて読みたい

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

Comment

Trackback

Other


  • Admin
  • RSS1.0 | Atom0.3
  • Template by Dsh+
  • Powered by JUGEM

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2009.09.29 Tuesday | - | - | -

雫井脩介『犯人に告ぐ』

犯人に告ぐ
犯人に告ぐ雫井 脩介

双葉社 2004-07
売り上げランキング : 143461

おすすめ平均 star
star心が震えました
star読み出したら止まらない
star結末まで一気に読んでしまいました。面白かったです

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 神奈川県で連続する児童殺害事件。進展しない捜査に痺れを切らした県警幹部は、左遷されていた男を呼び戻した。巻島史彦。かつて「ヤングマン」と呼ばれた彼が捜査責任者として命じられたのは劇場型捜査。彼が自らテレビニュースに登場し、犯人に呼びかけるというもの。そして彼の左遷の理由は、かつての児童誘拐事件における犯人取り逃がしと記者会見での失態だった・・・

 「劇場型捜査」
 その言葉からイメージしたのは五十嵐貴久さんの『TVJ』のような派手な作品でした。しかし、確かに「劇場型捜査」に違いないけれど、少々期待はずれ。この『犯人に告ぐ』は「週刊文春で2004年の1位だった」という事実があるだけに、期待も大きかったのですが。
 「劇場型捜査」というのが売りなのですから、そこに専念したらよかったのではないかと思うのですが、そこに県警組織内での暗闘というか裏切りというか、そういうものが入ってきてしまいます。しかも比重大きく。よって、『巻島vs犯人(=バッドマン)』という図式よりも『ニュースナイトアイズvsニュースライブ』あるいは『巻島vs植草』という脇道が太くなり、肝心の「劇場型捜査」がかすんでしまうのです。
 また、連続児童殺害事件と以前の児童誘拐殺害事件が有機的につながっているように思えないのも残念。この辺に「実は・・・」なんてサプライズがあるとおもしろかったように思うのですが。

 おもしろくなかったとは言えないけれど、もっとおもしろくできたのでは。やっぱり期待が大きかっただけに残念な気がします。
2006年10月13日読了
2006.10.16 Monday 00:00 | さ行(雫井脩介) | comments(0) | trackbacks(0)

雫井脩介『クローズド・ノート』

クローズド・ノート
クローズド・ノート雫井 脩介

角川書店 2006-01-31
売り上げランキング : 24852

おすすめ平均 star
starしみじみ・・・
star万年筆欲しい!
starそこに在ることに感謝

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 文具店でバイトをする大学生の香恵は、自室のクローゼットで前の住人が忘れたらしきノートを見つけた。「伊吹's note」と題されたノートは、真野伊吹という女性教師の学校での出来事や恋が書かれた日記だった。バイト先に現れるイラストレーター石飛に惹かれたり、友人葉菜の恋人鹿島に告白されたりするうちに、香恵は日記の中の伊吹に自分を重ねあわせ、勇気づけられていく。

 初雫井なのですが、『クローズド・ノート』はミステリではなく恋愛小説でした。
 たしかにいい話、感動を誘う話、ですがそれだけかな。絶賛はしないけど、読んで損もしないと思います。
 作中の人物にとってはともかく、読み手側からは結末がかなり想像できてしまう(意図したことか?)ため、結末に至ってもイマイチ感が残ってしまいました。やっぱり、ミステリ作家が書いた作品なので、どうしてもサプライズを期待してしまうのです。
 ライバル?と対峙したり、お弁当の差し入れなんてしてみたりという話で、極端にストレートな恋愛小説です。そこに「伊吹's note」のエピソードが絡むというシンプルなつくりだと思うのですが、それでも読ませるのは「作家・雫井脩介」の力量でしょうか。もっと凝ったつくりにしてほしかった気がしますが、ケイタイ小説だったことを考えるとこの辺が妥当なのかもしれません。また、香恵が天然系のキャラクターだったことで、なんとなく物語全体があたたかい雰囲気になっているのだと思います。

 そうそう、万年筆がほしくなりました。今まで万年筆にいい思い出はないし、正直ほとんど使ったこともないのですが、1本手元においておきたいな、なんて。仕事でもプライベートでも使う時なんてないですけどね。
2006年9月5日読了
2006.09.05 Tuesday 00:00 | さ行(雫井脩介) | comments(0) | trackbacks(0)