こんな夜だから書庫に行こう

はてなから感想の保管作業終了!!
現在、10年ほど前の一言感想をアップしています。
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

Profile

Selected entries

Category

Archives

Links

BlogPeople

STARLIGHT mini

あわせて読みたい

あわせて読みたい

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

Comment

Trackback

Other


  • Admin
  • RSS1.0 | Atom0.3
  • Template by Dsh+
  • Powered by JUGEM

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2009.09.29 Tuesday | - | - | -

竹宮ゆゆこ 『とらドラ9!』

評価:
竹宮 ゆゆこ
アスキー・メディアワークス
¥ 536
(2008-10-10)
Amazonおすすめ度:
全ての人の魂の戦い
感情移入しやすい
ジャイアントさらばがすべてを洗い流してくれた。
 雪山で大河の本心を知ってしまった竜児。知ってしまったために、母親のもとから戻ってきた大河に対して今までどおりに接することができない。高二生活もあとわずかとなり、竜児の前には進路問題も立ちはだかる。自分の将来に対して明確な考えを持っていない竜児だったが・・・

 うーん。
 こんなにあっさりと結論が出されてしまっていいのでしょうか。激しく疑問。もっと時間をかけてもいいと思うし、むしろどんでん返しへの布石のような気がしてなりません。もっとも、ラストがこの展開ではそれもまた難しいか。
 それにしても、実乃梨の強さが光りました。ただひたすらに自分の夢を追いかける力。それは自分にとって一番正直なこと。読んでいてちょっと羨ましいほどです。
 さあ、行こうか、高須くん。それぞれ行くべきところが、私たちにはある。
 こんなふうに言い切れるあたり、頭が下がるような思いです。
 また、亜美はけな気で、同時にもろさが伝わってきます。聡明であるがために早くにすべてを悟ってしまい、それで動いた実乃梨と動けなくなった亜美の違い。それは、転校してきたという亜美のバックグラウンドだけでなく、竜児の気持ちの方向も影響していたのではないでしょうか。このまま不戦敗のような形で終るのかな。

 このシリーズはさすがにはずしませんね。今まで引っ張ってきた恋愛問題だけでなく、新たに進学や親子の問題と硬軟取り混ぜて、巧みに山場を演出している印象。でも、あれは言っちゃいけない一言だと思いますよ。
 ラストはちょっと唐突で予想外でした。これが新たな展開の幕開けなのか、それともエンディングへつながるクライマックスなのか。早く続きが読みたくてたまりません。

関連作:『とらドラ!』『とらドラ2!』『とらドラ3!』『とらドラ4!』『とらドラ5!』『とらドラ6!』『とらドラ7!』『とらドラ8!

2008年10月11日読了
2008.10.22 Wednesday 18:21 | た行(竹宮ゆゆこ) | comments(0) | trackbacks(0)

竹宮ゆゆこ『とらドラ8!』

評価:
竹宮 ゆゆこ
アスキー・メディアワークス
¥ 578
(2008-08-10)
Amazonおすすめ度:
生き残れ、虎少女
悲恋系ツンデレ
面白いんだけど……
 クリスマス・イブに実乃梨に振られ、おまけにインフルエンザでダウンした竜児。やっとのことで登校した新学期だったが、待っていたのは大河のひとり立ち宣言だった。最後の望みを賭けた修学旅行、竜児は実乃梨の真意を聞き出そうとするが・・・

 うわーっ。
 『とらドラ7!』の展開からどんな風に風呂敷をたたむのか興味津々だったのですが、たたむどころかさらに大きく広げてくれました。まったく、ここからどうするっていうんだ。
 修学旅行なんて学生として一番といっていいほどのイベントなのに、そこにこんな重い感情を引きずらなければならないなんて。
 昼ドラも真っ青のこのドロドロ状態、正直ここまでするとは思いませんでした。

 本当の気持ちを押し隠す大河、ついに知ってしまった竜児、板ばさみになる実乃梨、そして現状へのいらだちを隠せない亜美というそれぞれの立場があります。このなかで一番辛い立場にあるのは大河でしょうか。自分の気持ちは竜児に向いているのに、竜児のためにそれを隠して実乃梨との恋を応援し憎まれ口を叩く大河です。あるいは自分と竜児が両想いであることを知りながら、親友大河のことを思いそれをなかったことにしようとする実乃梨かもしれません。いや、それともその関係の輪に入れず、自分の為には何ひとつできず、ただただ眺めているしかなかった亜美のほうが辛いか。本当にもうわからなくなりそうです。
 とにかく鍵を握るのは竜児。彼が誰を選ぶのか、それによってすべてが決まるのですから。大河の母親が登場してきたことも気になるのですが、いったいどうなるのか。

関連作:『とらドラ!』『とらドラ2!』『とらドラ3!』『とらドラ4!』『とらドラ5!』『とらドラ6!』『とらドラ7!
2008年8月8日読了
2008.10.16 Thursday 17:35 | た行(竹宮ゆゆこ) | comments(0) | trackbacks(0)

竹宮ゆゆこ『とらドラ7!』

評価:
竹宮 ゆゆこ
アスキー・メディアワークス
---
(2008-04-10)
Amazonおすすめ度:
クリスマスの魔法
至高の恋愛小説
新展開!?
 あの騒動による停学があけて、学校に戻ってきた大河。12月、クリスマスを前にして、大河はすっかりいい子に変身、おとなしくしている。一方、実乃梨は部活でエラーをしたことが原因でへこんだまま。北村率いる生徒会は、有志によるクリスマスパーティを計画するが・・・

 うわーっ。
 今までの学園ドタバタラブコメディが嘘のような展開へ。もう、後戻りができないところまで来てしまいました。
 とうとう確信を持った亜美、見てしまった実乃梨、そして知られてしまった大河。もはやそれぞれの気持ちは明らか。自分の気持ちはわかっていて、それでいて素直になれない状態。本当ならば読者も含めてみんなが幸せというのがいいのでしょうが、どうやらここから修羅場が続きそうです。

 いずれこの日が来るだろうことは予測できたのですが、いざ読むとなると本当に辛いのですね。いや、おもしろいのです。おもしろいのですが笑えない。何か「おもしろい」と表現するのもためらってしまうような雰囲気。楽しいクリスマスとか、切ないクリスマスとかいろいろ読んだ気がするけど、ここまでショッキングなクリスマスはなかった気がします。
 竜児と誰かがうまくいきそうで、ほかの二人が邪魔しにかかるとかそんな単純な展開だったら、きっと笑わせてもらえたのでしょうが。
 とにかく逃げることも隠すこともごまかすこともできないような展開へ突入。みんなどうするのさ。

関連作:『とらドラ!』『とらドラ2!』『とらドラ3!』『とらドラ4!』『とらドラ5!』『とらドラ6!
2008年8月3日読了
2008.10.10 Friday 11:58 | た行(竹宮ゆゆこ) | comments(0) | trackbacks(0)

竹宮ゆゆこ『とらドラ6!』

評価:
竹宮 ゆゆこ
アスキー・メディアワークス
¥ 578
(2007-12-10)
Amazonおすすめ度:
うーん・・・・
生徒会長!!
見よ!! 「とらドラ!」コンビの突破力!!
 迫り来る生徒会長選挙。本命視されていたのは北村だったが、文化祭の燃え尽き症候群に陥っていた彼は何を思ったか突然グレた。「生徒会長選挙なんて」などと口にし、髪を染めて。そんな北村を亜美は切り捨て、生徒会長のすみれも失望をあらわにするが・・・

 青春だ。こっぱずかしいけど、北村の抱える事情はまぎれもなく青春そのもの。だからといって何もグレんでもいいではないかと思いますが。
 ただ、メインは北村ということから、やはり限りなくサイドストーリーに近い印象を持ってしまいます。それが残念でしょうか。メインとなる5人の中ではどうしても影が薄いので。北村って、もともとそんなキャラだったかなあ。
 とにかく立候補締め切り、そして演説会当日の動きは目が離せません。兄貴が兄貴らしさを見せつければ、北村はそれに応え、そして大河はついにそのタイガーとしての本領発揮。それまでの『とらドラ!』らしからぬ落ち着き気味の展開にはややもすると物足りなさを感じがちですが、この最後の最後での盛り上がりは圧巻です。なんとなくこういう舞台が用意されそうなのは感じるのにもかかわらず、派手に盛り上げて、しかも一筋縄では行きません。
 ここで気になるのは亜美とみのりんですね。何、あれは?どうなるの?

関連作:『とらドラ!』『とらドラ2!』『とらドラ3!』『とらドラ4!』『とらドラ5!
2008年8月2日読了
2008.09.03 Wednesday 16:18 | た行(竹宮ゆゆこ) | comments(0) | trackbacks(0)

竹宮ゆゆこ『とらドラ5!』

評価:
竹宮 ゆゆこ
アスキー・メディアワークス
¥ 578
(2007-08)
Amazonおすすめ度:
なかなか・・・
タイガー言うな(笑)
シリアス気味
 文化祭! 竜児たち2-Cは出し物を決める段階から大騒ぎ。そして、夕飯の買い物をしていた竜児と大河の前に現れた男は、なんと大河の父親だった。大河との関係を修復したいと考える父親に従い、竜児は大河との橋渡し役になろうと努力する・・・

 一年ぶりに読む『とらドラ!』は、思わず「こんなにおもしろかったっけ」と確認したくなるほどおもしろく感じました。これぞ青春!
 ドタバタとした文化祭への流れに重なってくるシリアスな大河親子の関係。しかもそこには実乃梨や亜美がしっかりと絡んできます。とくにミスコン以降の盛り上げ方はすばらしいですね。颯爽と登場しおいしいところをかっさらっていったみのりんの格好よさといったら、もう最高です。まさにキーパーソン、まさに輝ける太陽。
 一方、亜美は今までの4+1から抜け出し、ようやくその立ち位置を確保した感じ。きっとそれは彼女の望むところではないでしょうが。素の部分が出ているときがいいですね。

 とりあえず黒い雲を一旦は追い払ったような感じですが、これからどうなるのでしょう。今までの流れだとまだまだみのりんがカギを握り続けるのかな。それにまたあの大河の父親はやってきて引っかきまわしたりするのでしょうか。
2008年8月2日読了
2008.08.30 Saturday 11:45 | た行(竹宮ゆゆこ) | comments(0) | trackbacks(0)